大学受験数学

【大学受験数学版】計算ミスやケアレスミスが多すぎる!!本当の原因と解決法は1つしかない??

大学受験数学における計算ミスやケアレスミスには3種類しかない

さて、今回の記事は「大学受験を考えている高校生」の数学における計算ミスについてです。まず見出しを見てもらうと、「ミスの種類は3種類」とか「原因は1つ」とか、なんだか矛盾しているようなおかしい印象を受ける気がすると思いますが、それは記事の中で解決していきます。

まずこの記事の著者である私、アインシュタイン太郎はこれまで個別指導だけでも季節講習など含めれば数えるだけでも60名以上の大学受験生をみてきました。その中で計算ミスやケアレスミスは3種類しかありません。

(1)問題文や途中式の書き間違え、うつし間違いなど
(2)途中計算のミス
(3)途中の考え方や公式などのうっかりのミス
です。この意味で「3種類」です。

1つ1つみていけば、最初の「問題文や途中式の書き間違え、うつし間違い」ですが、これは読んで字のとおりです。様々なブログや書籍などでもノートの使い方や勉強の仕方による改善などが提案されていますが、これらは全て「ミスの根本の原因についてはっきりと言及していません」。つまりただ表面的に現象を捉えて解決策を提示しており、効果がないとまでは言いませんが、やはり原因追及をすることが改善の第一の方法だと思います。原因はこの記事の中で明らかになります。

次の「途中計算のミス」も分かりますね。最後の「途中の考え方や公式などのうっかりミス」というのはこれは数多くの高校生が通る道ですが、かなり不思議な現象です。というのはこのミスはどの様なものかと言うと、「冷静になって今考えれば全然解けるのに、解いた当時はなんでこんなことしたのか分からないというレベルで意味不明なことをしている」というようなミスです。

これは私が教えてきた生徒さんもほぼ全員といっていいほど1度はしており、そもそも私自身も高校生当時その経験があります。なので授業の場では解けるわけなので、生徒さんは「あれ、なんで予習したとき解けなかったんだろう?」という話になります。
というわけでまず、これが計算ミスやケアレスミスの種類としての「3種類」になります。

大学受験数学の計算ミスやケアレスミスの本当の原因は1つだけ??それって何??

さて次にこの記事のここが肝要な部分ですが、実はこれら3種類全ての計算ミスやケアレスミスの「原因は同じで1つしかありません」。「種類は3つありますが、原因は1つ」ということです。

え、そんな統一理論みたいなものがあるのか、と思われるかもしれないですが、私自身がこの原因の追及で「計算ミスやケアレスミス」をしなくなったことはもちろん、教えている生徒さんも同様にその手のミスをしなくなったことから、確かな実感を持って言えることです。

では、そのただ1つの原因ですがそれは、、、「数学の学力不足」、ただそれだけです。

これは簡単に確認もできます。例えば「計算ミスやケアレスミス」が多いけれど数学がとてつもなく出来る人というのは周りにいないですよね。例えば〇〇君は東大や京大のどんな数学の問題でも簡単に解けるけど計算ミス多すぎて学校や模試の成績すごい悪いんだよなぁ、みたいな人いないですね。数学の学力が高い人はそれに比例して、そもそもミスが少ないです。

周りの友達でテストで点が高い人を思い浮かべてください。それを感じるはずです。
最たる例は、教師や塾の先生ではないでしょうか。先生の中には板書ノートのようなものをあえて作らずに、大勢の前で数学の問題をその場でちゃんと計算したりする人もかなり多いですが、滅多に間違えませんね。間違えてもすぐに気付くんですね。その理由はこれまで書いたように「数学の学力が高い人だから」、というそれだけの理由です。

大学受験数学で計算ミスやケアレスミスをなくす解決方法はただ1つ

ここまで読めば「解決法が1つ」というのは何か分かると思います。「計算ミスやケアレスミスをなくす解決法」は唯一つで、「数学の学力自体をあげる」ということです。

ちなみにこれは私も経験があり、やはりミスが多かったときというのは数学でも解けない問題が結構あったことを記憶しています。その後数学が出来るようになるにつれて、「計算ミスやケアレスミスをなくそうという意識は全くしていませんでした」が、自然と減っていきました。感覚としては数学が出来るようになるにつれて、自然と全体の流れや自分がしやすいミスのポイントに注目できるようになるという感覚ですね。

つまり、ミスの種類は3種類色々ありますが、それがどのようなものであれ「計算ミスやケアレスミスが多い人」は、「数学の学力自体をまだまだ伸ばせる余地がある人」であり、その学力不足の部分を解決すれば自然とそれに比例してミスは減ります。

そのため私が授業をするとき、その悩みをいう生徒にはそれを説明したうえで、「高3の夏頃までは全く気にせず普通にやっていこう」と言います。そしてそこまでに「数学の学力があがるようにしっかり授業をします」。そのようにやっていると、私がこれまで見てきた生徒さんで最初に計算ミスやケアレスミスの悩みを持っていた人も、高3の受験時期でその悩みを持ち続けている人は誰もいません。

信じられないかもしれませんが、本当にそれをいう人は1人もいなくなります。それはつまり数学自体ができるようになったから、自然とミスも減って、ケアレスミスを悩みと感じなくなったということです。

とはいえ、自分一人で勉強する中で不安を抱えて数学をやるのも大変です。お困りの際はいつでもご相談ください!

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