数学全般

【中学講座】M①-8月「場合の数と確率の歴史から確率の有名問題を考える(第二回)」

[1] 8月のテーマ

テーマ:確率を巡る冒険~場合の数と確率の歴史から確率の有名問題を考える~
今回は8月集中講座(全三回)のうちの第二回として、確率論の歴史を振り返りながら確率というものの定義や、確率に関する間違えやすい考え方などを身近な例を参考に扱いました。また確率の定義をはっきりとさせることで前回提示した問題を解くことができました。

[2] より深い理解のために

確率は身近な語であり、日常的にも至る所に登場します。ただその確率という言葉は当時1600年代と同様、分母や分子の場合の数のウエイトが異なるような使用の仕方を見ることも多々あります。これは数学以前に論理的思考が備わっていれば分かることですが、一見正しい論法に見えることも多く、単純ながら分野の複雑性を物語っています。

[3] 確率と統計

第三回では確率の最終回として現代の統計学につながるような話も登場します。場合の数と場合の数の比としての確率がこれまでの考え方のメインでしたが、ここからさらなる発展を遂げた現代の数学への考え方も数学史とともに見ていきます。確率や統計はここ数年でこれまで以上に注目されている分野でありとても面白いです。

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