[1] 10月のテーマ
テーマ:ソースコード改良で分かるプログラミング〜部品は別に作った方が良い〜
今回のプログラミング講座は新しい知識として「関数」について学びました。関数といえば数学では非常に馴染み深い言葉だと思いますが、プログラミングの世界でも関数という言葉は登場します。もちろん概念的には似たようなものではありますが、感覚的には少し異なる部分があると思うのでその点には注意が必要です。今回も実践的な演習の取り組みも行い、理解を深めました。
[2] より深い理解のために
今回学習した「関数」は正確には「ユーザ定義の関数」というものになっています。つまりどのようなことかといえば、ユーザが自分で必要なものを関数として作るということです。ではそうではない関数があるのかというと、これは実は今までに自然と触れています。「表示する(…)」などは第1回から登場していますが、これは実は括弧内の…の部分を表示した結果を返す関数になっています。プログラミングでは非常によく使う処理は、基本的な機能の関数として与えているというわけです。
[3]関数は使わなくてもどうにかなるのか
関数については原則は使わなかったとしても、多くのプログラムを組むことができますが、ただ講座で取り扱ったように関数の使用は非常に大事です。。多くのプログラミング言語ではブラウザを使わずに、メモ帳等のテキストエディタを使ってソースコードを記述しますが、1つのファイルにすべてのプログラムを書き込むと非常に読みにくいため、エラー箇所も分かりにくいですし、バックアップの意味でも不安があります。分業体制や作業の中断もしにくいです。なので、ぜひ関数に慣れて使いこなせるようにしてみましょう。
