中学受験 家庭教師の利用例 偏差値55前後

偏差値50~55近辺は、受験生の数がたいへん多いゾーンです。偏差値60以上に抜け出るには、今までとは違った手法で現状を打破する必要があります。漫然とした勉強法の見直しが急務であり、明確な短期目標・長期目標を設定した勉強計画への切り替えが早急に必要です。

算数の応用問題・国語の記述問題を白紙のままにしていないか

白紙の答案は「どうせ点が取れないだろうから最初からやらない・書かない」というケースがほとんどです。これは考えることそのものの放棄であり、これ以上の学力向上が望めなくなります。家庭教師によるマンツーマン指導は、「考えること」から逃げることを許しません。

目的意識をもった勉強計画を立てているか

塾の先生から与えられるままに、ただ淡々と問題をこなしているだけでは、成績向上は望めません。習いたての単元の復習や弱点分野の補強といった具合に、目的意識を持つことが大切です。実績ある家庭教師ならば、1人1人の状況にあわせて短期目標・長期目標を設定した勉強計画のプランニングが可能です。

第一志望校に合格するために必要なもの・欠けているものを理解できているか

学習会の教務スタッフが、第一志望合格までの最短ルートをナビゲートいたします。教科や単元のバランスを取り、場合によっては学習内容を取捨選択する(たとえば麻布の社会ならば、地理の暗記よりも記述力を重視する)ことによって、第一志望合格のために必要かつ十分な勉強プランを策定します。

この偏差値帯にいる生徒は得意・不得意の差が大きいため、平均点がこのゾーンに収まってしまっているというケースが少なくありません。改善のためには、一週間の勉強スケジュールを見直し、教科のバランスを取りながら計画的に進める必要がありますが、塾の先生にここまで細やかなケアを求めるのは現実的ではありません。勉強計画がきちんと機能できているかどうかを、中学受験の専門家が定期的にチェックできる体制を作るのが望ましいでしょう。

現状では多くの受験生の中に埋没してしまっているお子さまも、いち早く対策を打つことで1ランク2ランク上の志望校を射程圏内に収めることは十分に可能です。