東京藝術大学美術学部建築科の試験はどんな構成でどんな内容?
東京藝術大学大学美術学部建築科の2次試験は「空間構成」と「総合表現」の2つになっています。また1次試験にあたる共通テストは5教科6科目が必要になっており、藝大の美術学部の建築科以外の学部は3教科3科目か3教科4科目なので、他の学部に比べて建築家は学科重視であることが分かります。
2次試験についてですが、「総合表現」の方は美術予備校でしっかりと対策がなされる実技系の内容となっており、この記事のメインのテーマではありません。この記事のメインテーマは「空間構成」における数学の内容です。
実は藝大の建築科のみ2次試験で実技以外の「数学」に関する問題が出題されています。どこに登場するかといえば上述の「空間構成」の中の一部で出題がされています。「空間構成」は「数学の内容」と「実技の内容」が合わさった試験になっており、この「数学の内容」に焦点をあてているのがこの記事です。
東京藝術大学美術学部建築科の2次で出題される数学に参考書や対策の塾がないって本当?
驚くことに数学がしっかりと出るにも関わらず、対策参考書は全くありません。例えば過去問で頻出内容の立方体や直方体などのシンプルな立体の陰の面積を求める問題などですらありません。
パース系の参考書では立体の陰を作図することはあっても面積は出しませんし、立体の影の面積まで求める数学の問題が存在しないわけではないですが、この場合は数学IIIの難問として相当複雑な数学計算を要する設定の問題がほとんどであり、シンプルな立体の影の面積というような藝大の数学対策としての問題としては適していません。
つまり部分的なことはそれぞれの参考書などに収録されているものもありますが、この大学が求める数学の問題を収録した対策参考書はありません。
また、美術予備校などでは実技に重きが置かれているため、これら数学の対策は直接先生に質問をしたり、過去問の演習の課題の中で簡単に触れられる程度が多いそうです。
そのため、この令和の時代にも関わらず「東京藝術大学 美術学部建築科 数学対策」と検索をしてもこの記事以外に欲しい情報が書かれているものはほとんどないことが確認できるはずです。
東京藝術大学美術学部建築科の数学対策や学習法は?
現状は問題集などもないため、自分でやるか美術予備校の先生に直接聞くか学校で相談するかなどしかありません(対策については後述もします)。
2次試験の数学の内容自体は「数学としては」難しいものではなく、教科書さえしっかりと出来ていれば理解は出来る内容ですが、問題が特殊なので理解はできても自分で解けないという生徒さんがかなり多いようです。また、数学が得意な生徒さんであっても問題集などでは見慣れない問題であるため、この対策を自力ですることは困難です。
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大岡山学習会ではこの現状に着目し、「東京藝術大学 美術学部建築科 数学対策」のための実践指導を行っています。きっと日本中にこの悩みを抱えている受験生は多いでしょう。
体験授業も可能ですし、高1や高2の段階で先を見据えて受講することも可能です。問題集やしっかりとした対策がないからこそ、この部分はしっかりと差をつけることができます。藝大建築科は共通テストも含め学科試験の比重が大きいのでその部分もセットで対策することも可能です。
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